Güntner、自然冷媒のATMOsphere認証ラベルを引き続き取得

サステナビリティ確保で冷蔵・冷凍業界をリードするGüntnerは、クリーンな冷却・加熱ソリューションの推進を図る国際ブランド、ATMOsphereによる自然冷媒ラベルを更新しました。同ラベルは、自然冷媒システムおよびコンポーネントの一流メーカーの証となる国際資格です。

Güntnerは、2022年9月にラベルを初めて取得、今回はその認証更新となりました。認証ラベルシステムは、認定メーカー側では新たな顧客層の獲得、エンドユーザー側では優れたサプライヤーの特定が行いやすくなることを期待したものです。このため、認定メーカーは、製品、販促資料、メール、企業広告や見本市のブースなど、あらゆる方法で認証ラベルを提示することができます。

Güntner取締役のミハエル・フライヘルは話します。「引き続きATMO認証を受けたことは、自然冷媒分野でサステナビリティ確保とイノベーション推進に専心する当社の実績にお墨付きをいただいたということです。業界を率いる立場にあるGüntnerは、環境への責任を念頭に、全ての企業活動に取り組んでいます。持続可能な実践において当社が優れたリーダーシップを発揮していることは自然冷媒への傾注によって明らかですが、認証ラベルは、環境にベストなソリューションを追求し続けているという点で、Güntnerが業界のトップメーカーであることをさらに裏付けるものです。」
MICHAEL FREIHERR ギュントナー常務取締役

ATMOsphere創設者兼CEOのマーク・シャセロット氏は言います。「認証ラベルは、世界に通用し、多用途であることで、信頼の構築を促します。複数年にかかる認証ラベルシステムを活用することで、市場が自然冷媒を活用した、よりクリーンなソリューションへと少しずつ移行していけるようにしたいと願っています。」

合成冷媒は温室効果ガスを大量に排出し、人や環境にとってリスクとなります。Güntnerは、二酸化炭素、アンモニア、炭化水素、空気、水を活用する自然冷媒が、この合成冷媒の代替ソリューションとして有効であると考え、最先端の研究施設でその使用に関するテストと探求を重ねています。先ごろでは、環境に優しい素材を使用した製品ラインナップに完全移行するという誓いも宣言しました。

ラベル取得プロセスはATMOsphereが開発した独自の方法論に基づいており、企業のビジョン、顧客満足度(信頼性、性能、提供されるサービスに関する複数のエンドユーザーの声を用いて評価)、測定可能な影響という3つの柱で、メーカーは優れた実績を示す必要があります。これらに加え、今年は新たな要項が2つ設けられました。顧客、ビジネスパートナー、従業員、サプライヤーのトレーニングへの積極的な取り組みと、トリフルオロ酢酸(TFA)といった有害なポリフルオロアルキル化合物(PFAS)の不使用です。

HECK Kältetechnik社取締役のオリバー・ヘック氏は、Güntnerの直膨式冷却コイル導入について次のように話します。「(同製品は)約束通りの効率性を達成してくれました。また、信頼の置ける確かな技術に加え、サービス、安全性の面でも優れています」

Güntnerについて:
Güntnerは、業務用冷却および自然冷却分野における自然冷媒使用機器のトップメーカーです。ガスクーラー、コンデンサー(アディアバティックを含む)、エアクーラー(蒸発器)、ドライクーラー等、多岐にわたる製品を取り扱っています。ドイツ・フュルステンフェルトブルックを本拠地に、世界に広がる生産拠点および事業所ネットワークを通じ、グローバルにビジネスを展開しています。

ATMOsphereについて:
ATMOsphere(旧称shecco)は、環境に配慮した技術を市場により速やかに普及させていくことを目指し、20年にわたり積極的な取り組みを進めています。自然冷媒を使用した、持続可能な冷蔵・加熱・冷却技術を専門とし、世界中のHVAC&R市場で100社を超えるパートナーをサポートしています。